清水健介
- 出身
- リオデジャネイロ
- 趣味
- 山遊び(冬山・クライミング・沢登りなど)
- 目標
- 世界で活躍する治療家になること
かなり変わったご経歴と伺っていますが、簡単に経歴を教えて頂けますか?
はい、変わった経歴だとよく言われます。
リオで生まれ、東京で育ち、学習院を卒業して東大に入りました。卒業後は3年間予備校で英語の講師をした後、3年かけて世界を旅行しました。
南極も含めて、60~70カ国くらい旅したと思います。
治療の道に入ったのは旅を終えて日本に帰ってきてからです。3年間の修行時代を経て、丸の内で開業し、表参道に移転して今に至ります。
3年の旅行とは長いですね!どうして旅に出ようと思われたんですか?
友人が何年も闘病した後、病気で亡くなったんです。
20歳くらいの時に南アフリカで会って、その後もよく東京で遊んでいた旅仲間の1人で、同年代でした。
その時、こう思いました。
「人間て、いつ死んでしまうかは分からない。だから、やりたいことはできる時にやろう」
って。
それが、長い旅に出たきっかけです。
「たとえ明日死んだとしても後悔がないように」
毎日を生きることを、
それ以来、今でも心がけています。
そんなことがあったんですね、ありがとうございます。では今度は今のお仕事についたきっかけをお聞かせ願えますか?
う~ん、きっかけは色々あるんですけど、1つのきっかけは、
中学生の時に家庭の環境があまり良くなくて、強烈なストレスで体中が痛く、不眠や耳鳴りなど色んな不調があった時、
自分では「このあらゆる不調や、腰や膝や耳の痛みはどうもつながっているみたいだ」という感覚があったのですが、お医者さんにそういうことを言っても相手にされず、
「この『つながり』は何なんだろう??」と疑問に思ったことがあげられます。
またその時、カイロプラクティックや気功などの治療も受けていたし、父が気功の教室にも連れていってくれていたので、
「気功」というものは常に身近に感じていましたし、西洋医学や現代の科学では解明されていない「何か」が体にはある、とずっと感じてきました。
そして、その頃から武術に興味を持ち始め、合気柔術やロシアの軍隊格闘術など様々な武術、そして瞑想を学ぶ中で、「気」とか、「力」ではない「力」など、体や心の奥の深さに惹かれたことも1つのきっかけになっています。
そんな風に色々な出来事を通じて、心や身体というものに興味を深める中で、長い旅から日本に帰ってきて、
「これから何をしよう?」
「どうやって生きていこう?」
と色々考え、悩んだ時に、思い浮かんだのがこの「治療」の道でした。
「腕を磨けば、腕一本、身一つで世界中を渡り歩けるようになる」
そんなことを考えてこの道を選びました。
なるほど。ではその後、どのようにして技術を学ばれたのですか?
気功整体(野口整体)の先生について技術を学びました。
その他にも、セミナーや勉強会に参加したり、コースに通ったりして、経絡指圧、カイロプラクティック、オステオパシー、頭蓋仙骨療法、鍼灸、など様々な技術を学びました。
そして、その学んだことを実際に使ってみて、本当に効果のあった技を組み合わせているので、他にはない、独自のオリジナルな施術になっています。
もちろん技術の追求には終わりがないので、今も、日々毎日技を磨いています。
実際治療家になってみて、どんなことを感じていらっしゃいますか?
修行時代についていた先生は、本も何冊も出していてわりと有名な方だったので、北は北海道から、南は沖縄から、ほんとうに様々な症状の方々がいらしていました。
その中には、がんのステージ4とか、人工透析をしている腎臓病の方とか、重病の方も結構多かったんです。
その中で感じました。
「病気はなってから治すものではない。なる前に治すものなんだ」
って。
どういうことかというと、
完全に健康な状態を100として、死が0だとしたら、病院に行って「病気」と診断されるのは恐らく30くらいまで悪化してからです。
でもそこから100に戻るのには、お金も、時間も、労力もかかるし周りの方もものすごく大変です。
だから60とか、50とか、40くらいのうちにちゃんと治療しなければいけないんです。
ただ、このくらいの状態にある方が病院にいくと、大体検査では異常がでないため、「異常ありません、ストレスですね」とか「痛み止めを飲んでおいて下さい」、「精神安定剤を処方しますね」で済まされてしまうことが多いんです。
西洋医学は30とか20とか10とか、死に近いゾーンの治療には強いけど、40とか60とかのグレーゾーンの治療にはあまり効果がないことが多いですからね。
そこで、本人は確かに調子が悪いので、「こんなに調子が悪いのに異常なし???」と悩むことになります。
あまり知られていないだけで、こういう行き場のない悩みを抱いている方は実はすごく多いんじゃないかと私は感じています。
でも、本当はちゃんとこの40とか60とかの時に対処していれば、殆どの人は「病気」にはならないと思うんです。
だから、私はこういう悩みを抱えた方達の「行き場」をつくってあげたいと思っています。
それには、自分1人では限界があるので、例えば、他の治療家やパーソナルトレーナーとか、アロマセラピーとか、カウンセラーとか、お医者さんとか、あるいはヨガや瞑想や太極拳など、様々な分野の方達と協力して、総合的な治療施設をつくりたいと思っていて、それを目標にしています。
すみません、ちょっと熱くなって長くなっちゃいましたね(笑)
それはとても素敵なビジョンですね。私もそんな場所があったら行ってみたいです。では最後に他院と迷われているお客様へのメッセージをお願いします。
そうですね。う~ん、色々行ってみたらいんじゃないでしょうか?
世の中には色んな治療法があるし、それぞれの治療法にはそれぞれいい所や得意分野があるし、ご縁やタイミングもあるし、人それぞれ何が効くかは違うと思うので。
神様じゃないから、「誰でも治せる」なんてことはないですしね、どんな治療家でも。
ただ、特に痛みやしびれ、お医者さんに行っても治らないような不調を改善することには誰にも負けない自信があります。
なのでもしその様な症状でお困りで、「このHPとか、もう一つのHPとか、FBとか、ブログとか、色々見てくださって、何かピンとくるものを感じて下さるようであれば、是非ご連絡下さい!」
あとは、「そんな風に色々行ってみても治らないようならウチへどうぞ!」ですかね
あ、でも「ここは凝ってますね~」とか、「張ってますね~」とか、その程度のことしか言えなくて、ギュウギュウ押したり、グリグリ揉んだりする様な所は、絶対やめた方がいいです。
その人達の所にいくら通っても、症状が治ることは決してありません。むしろ体は悪くなりますのでご注意を。
ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!